にじのねプロジェクトは八尾市・東大阪市を拠点とした子ども・若者教育支援活動プロジェクトです。
環境保全、建築、音楽、陶芸、書道、教育支援、教員、美術、俳優などに関わるたくさんの大人たちと
不登校・発達障がいの子ども・若者たちが楽しく生きることを共有することを目的としています。

私たちが大切にしていること

1.人を信じる力

私たちは「学校なんて」「大人なんて」と人を信じることができなくなった子ども
たちと多く出会います。高校を卒業するとまた色々な大人たちと出会います。です
ので、にじのねにいる時間の中で、「わかってくれた」「この人なら」と思っても
らえるような関係づくりを大切にしています。

2.失敗できる力

子どもたちには、とても真面目で、「ちゃんとしないといけない」「失敗したらい
けない」と考えすぎてしまう人が多く、だから一歩を踏み出すことが苦手になって
しまっていることがあります。にじのねでは、私たち大人も失敗する姿を見せ、子
どもたちが安心して失敗できる雰囲気をつくっています。

3.チャレンジできる力

安心して失敗できるようになると、「やってみないとわからない」「とりあえずや
ってみよう」というチャレンジができやすくなります。

4.自分で判断できる力

最初は「自分は何をしたらいいか」「何がしたいか」など自分で判断することは難
しいと思います。でも少しずつ自信がついてくると、自己表現ができるようになり
、自分の気持ちを伝えられるようになります。にじのねでは、にじのねを卒業した
後に、自分のことを新しい環境で伝えることができるようになることを目指してい
ます。

5.自分を肯定できる力

最終目標は、にじのねで過ごす時間を通して、「自分はこれでいいんだ」と自己肯
定できるようになることです。